3/4 五十崎連合小学校の皆さんが修学旅行で来訪されました!
3月4日(木)、五十崎連合小学校6年生児童36名の皆さまが当センターにご来訪されました。五十崎連合小学校(内子町立天神小学校・内子町立五十崎小学校2校合同)では、例年、県外での修学旅行を実施されておりましたが、本年度はコロナ禍による様々な制限により県内での修学旅行となりました。そこで、研修旅行の一環として、製造品出荷額等で15年連続日本一となった四国中央市を中心とした愛媛県の基幹産業でもある紙産業の研修を計画され、今回、修学旅行の一環として、四国中央市製紙会社の工場見学を経て、当センターの内村浩美センター長の講演を聴講にお出でくださいました。
講演では、「お札の技術と新たな紙製品開発の可能性」と題して、お札に使われている技術、身近にある紙製品、紙の機能や大学での研究開発の取組について実例をあげながら説明が行われました。特にお札の技術については、受講者のみなさんも熱心に耳を傾けられており、Q&Aコーナーではみなさんからの迷回答?も続出しました。講演終了後の質問もたくさんいただき、和気あいあいとした楽しい講演会となりました。
講演後は、愛媛県紙産業技術センターの指導員さんによる「水引き作り」を体験された後、本日の宿泊場所である新居浜市へと向かわれました。
コロナ禍による行動制限の中、修学旅行を楽しみにしている児童のために、例年とは異なる県内での研修に様々な企画をされた先生方におかれましては、並々ならぬ思いとご苦労があったこととお察しいたします。その力強い支えのもとで実施された今回の研修旅行が、児童の皆さまにとって楽しい思い出や学びの場となりますよう、センター一同お祈りいたします。