4/24 ガジャマダ大学のご一行が来訪されました
平成30年4月24日(火)、当センターにインドネシア ガジャマダ大学関係者ご一行(9名)が来訪されました。平成19年にガジャマダ大学と本学は学術交流協定を締結し、これまでも活発な交流が行われております。今回は、JICA プロジェクトの一環として、紙産業イノベーションセンターにおける教育、研究、地域連携など、愛媛大学の特徴の一つである産業集積地に設置された地域密着型センター・コースとしての活動調査と施設見学を目的にお越しいただきました。
内村浩美センター長から、紙産業のメッカである四国中央市の概要と、大学院農学研究科紙産業特別コース(現バイオマス資源学コース)、社会共創学部紙産業コース、紙産業イノベーションセンターの設立背景や教育、研究、産学連携の紹介がありました。特に、地域産業の発展に向けた取り組みやそのための仕掛けなどについて事例を交えた説明が行われ、発表後は教育方法や産学連携の推進などについて活発な意見交換がなされました。
研究紹介では、開発中のセルロースナノファイバーやスラッジ灰を用いた実験を体験していただきました。セルロースナノファイバーを用いた製品やスラッジ灰の素早く固まる現象に興味津々の様子でした。
紙産業イノベーションセンターと愛媛県紙産業技術センターの見学も行いました。最先端の分析機器から大型の実験抄紙機など、実際の機器に触れて体感いただくとともに、これらを利用した愛媛大学独自の教育、研究についても紹介しました。
最後に、先月落成した紙産業イノベーションセンター新棟前で記念撮影を行いました。
この来訪が、今後のガジャマダ大学での地域協働の取り組みの一助となり、さらに愛媛大学との協働・連携の活性化につながることを祈念致します!
Sampai jumpa lagi ! (またお会いしましょう!)