5/20 かわしん感謝祭で内村 浩美センター長が講演しました
令和5年5月20日(土)、しこちゅ~ホール(四国中央市市民文化ホール)で川之江信用金庫主催の第1回かわしん感謝祭が開催され、内村 浩美センター長が
“お札の技術”と“こんな紙があったらいいな”
~いろんな紙で実験・体験してみよう!~
と題して講演を行いました。講演には市内の中学生をはじめ多くの方が参加されました。
講演では、身近な紙の一つであるお札には、すき入れやホログラム、凹版印刷などの様々な偽造防止技術が施されていることを紹介しました。参加者のみなさんには、実際にお札を見たり触れたりすることで、偽造防止技術の効果を体験していただきました。
また、トイレットペーパーとティッシュペーパーを水中で撹拌する実験を行いました。これらの紙の外見は似ていますが、トイレットペーパーは水中でほぐれるのに対し、ティッシュペーパーはほぐれないことを観察していただきました。ここでは、日常的に使われている紙は、使用時の利便性を考慮して、意図的に機能を付与しながら製造されていることを説明しました。他にも、伸びる紙(クレープ紙)や破れない紙(合成紙)など、私たちの身の回りには様々な紙製品があり、用途に合わせて色んな機能を紙に付与できることを紹介しました。
最後に、紙産業イノベーションセンターで取り組んでいるセルロースナノファイバー(CNF)などの研究について紹介しました。車のボディにCNFを実装した事例の他に、医療診断用検査キットや、ボールペンで書いた文字を筆記直後は消しゴムで消せますが、一定時間が経過すると消せなくなる機能紙の開発について説明しました。
参加者からは、多くの質問や「こんな紙も作れるんだ!!」との感動の声をたくさんいただきました。
講演の様子 お札の偽造防止技術を学ぶ参加者
実験の様子