7/26 日本学術会議公開シンポジウム「世代の知をつなぐ地方創生とイノベーション」で内村センター長が講演しました!
7月26日(火)、「日本学術会議公開シンポジウム」が愛媛大学南加記念ホール(松山市文京町)で開催され、内村センター長が事例発表を行いました。このシンポジウムでは、「愛媛における地方創生とイノベーションに焦点をあて、産官学の協働と10年後を視野に入れた展望を考える」ことを目的に、6件の講演とパネルディスカッションが行なわれました。
内村センター長は、「地域産業における産学連携 ~ 紙産業の事例から ~」と題して、大学院「紙産業特別コース」創設の経緯や紙産業イノベーションセンターで研究開発中のセルロースナノファイバー(CNF)の開発事例を紹介する中で、地域産業に密着した産官学連携においては、「関係者間の信頼関係」が重要であることや、「地域の方々とのコミュニケーション」が大事であることについて訴えて、聴衆から大変な関心が寄せられました。
また、パネルディスカッションにおいては、新たなイノベーションが地方創生のカギと成り得るかについて、活発な意見交換が行なわれました。
■主催:日本学術会議若手アカデミー イノベーションに向けた社会連携分科会・若手アカデミー運営分科会
■共催:愛媛大学
■後援:愛媛県
大橋 裕一 愛媛大学長による開会挨拶
【基調講演】
仁科 弘重 愛媛大学 理事・副学長
「地域産業イノベーションの創出
-地域創生への愛媛大学の取組-」
内村 センター長より、当センターの事例として
①紙産業特別コース創設の経緯
②地域産業界との信頼関係の構築
③CNFの特性とガスバリア紙の開発
を紹介しました。