2/9 「四国中央市 紙のまち魅力体験バスツアー」で内村センター長が講演しました!
平成31年2月9日(土)、四国中央市の魅力を発信するイベント「四国中央市 紙のまち魅力体験バスツアー」が愛媛県紙産業技術センターにて開催され、紙産業イノベーションセンターの内村浩美センター長及び古東地域連携室長による講演が行なわれました。
このイベントは、学生や社会人のUJIターン希望者を対象に四国中央市が主催した就活イベントです。
講演では、始めに古東室長から「日本一の紙のまち四国中央市の魅力」と題して、統計データを基にした四国中央市の魅力について説明を行なった後、続いて内村センター長より「愛媛大学紙産業イノベーションセンターの研究成果と紙産業界への展開」と題して、セルロースナノファイバー(CNF)や製紙スラッジ焼却灰の有効活用技術、医療診断用ペーパの開発など、イノベーションセンターにて開発した紙の最先端技術をわかりやすく説明しました。また、CNFのサンプルや製紙スラッジ焼却灰を実際に固めた固形物を手にとって貰うことで、参加者に最先端の技術を身近で感じて貰いました。
講演後は、参加者の研究開発に関する関心度が高かったことから、急遽、エンディングミーティングの中で内村センター長への質疑応答の時間が設けられると、多くの参加者から、さまざまな質問が投げかけられました。松山から参加した愛媛大学法文学部の学生は、「同じ愛媛大学内で、このような最先端の研究が行われていたとは知らず、とても勉強になりました」との感想があり、盛況のうちに終了することが出来ました。