10/27 紙産業イノベーションセンター第3回シンポジウムを開催しました!
10月27日(木)、紙産業に関連する最新情報の発信、並びに当センターの研究成果の報告を目的に「紙産業イノベーションセンター第3回シンポジウム」を開催しました。
シンポジウムに180名、懇親会には82名の方々にご出席いただき、講演に対する質疑応答や懇親会での意見交換等で大変活気のあるシンポジウムとなりました。
あわせて、紙産業イノベーションセンターの研究・教育活動にご支援下さいました企業様への感謝状の贈呈式も行いました。
<シンポジウム>
●開会挨拶
大橋 裕一 愛媛大学長
●祝辞
愛媛県知事 中村 時広 氏 代理
愛媛県経済労働部長 門田 泰広 氏
●祝辞
四国中央市長 篠原 実 氏 代理
四国中央市 副市長 真鍋 譲 氏
ご祝辞を賜りました門田様、真鍋様に心より御礼申し上げます。
●基調講演
「第四次産業革命」
愛媛大学紙産業イノベーションセンター
客員教授 渡邉 政嘉 氏
(経済産業省 産業技術環境局
産業技術政策課長)
渡邉課長は、第4次産業革命として、IoT、ビックデータ、人工知能(AI)、ロボットの技術革新を挙げ、これらの技術のブレークスルーによりもたらされる社会、企業、経済への影響について講演されました。この第4次産業革命に向けた日本の具体的な戦略についてもわかりやすく説明していただきました。
来場者は、渡邉課長の説明に熱心に耳を傾け、多くの人がメモを取っている姿が印象的でした。
基調講演に引き続き、当センターの研究事例を発表しました。
●講演①
「光触媒/吸着材複合シートの開発
~水中の化学物質除去への適用~」
紙産業イノベーションセンター
准教授 深堀 秀史
当センターで取り組んでいる抄紙技術を応用した光触媒、吸着材複合シートの開発について報告しました。
●講演②
「製紙スラッジ焼却灰を利用した
近赤外線反射材料の開発」
紙産業イノベーションセンター
助教 伊佐 亜希子
製紙スラッジ焼却灰の近赤外反射特性に着目し、果実袋等に活用できる温度上昇抑制シートの開発について報告しました。
●シンポジウム会場
会場からは、熱心な質問が相次ぎました。
当センターに対して期待や注目が高いことを改めて実感しました。
●感謝状贈呈式
愛媛大学(紙産業研究教育)基金にご賛同を頂いた多くの企業様の中から、特に多額のご寄附をいただきました15社に対して、大橋学長より感謝状をお渡しいたしました。
●閉会挨拶
仁科 弘重 愛媛大学理事・副学長、
社会連携推進機構長
<懇親会>
●開会挨拶
内村 浩美
紙産業イノベーションセンター長
●祝辞
愛媛県議会議員 宇髙 英治 氏
●乾杯の音頭
愛媛県紙パルプ工業会
服部 正 会長
●懇親会会場
活気あふれる懇親会でした!!
●閉会挨拶
稲田 洋一郎 愛媛大学社会連携推進機構
社会連携支援部長
多くの皆さまにご参加いただき、お陰様で、シンポジウム、懇親会ともに大盛況のうちに終了いたしました。ご出席いただいた皆様方に当センターの研究成果や取組状況についてご紹介できましたことを大変嬉しく思います。
ご出席いただきました皆さま、ご祝辞、乾杯の音頭を賜りました来賓の方々に心より御礼申し上げます。
「紙産業イノベーションセンター第3回シンポジウム」について、
愛媛新聞(平成28年10月28日(金)7面)に掲載されました。