11/4 製品製造実習で「うちわ」が完成しました!
9月に製品造実習で抄紙した巻き取り紙から今年は「うちわ」を製造することになっています。うちわの製造は、香川県丸亀市にある塩屋団扇商工業協同組合様ご協力いただけることになりました!
デザイン調整から加工まで多くのサポートをいただきました塩屋団扇商工業協同組合の皆さま、誠にありがとうございました。
うちわデザインのコンセプトについて、デザイン担当の梶間俊平(2回生)より、
デザイン①は、果物の ミカン(左)と紙で作ったミカン(右)を並べています。このデザインは、紙から何だって創れるよ!という紙の無限の可能性を表現しています 。
デザイン②は、高台に位置する紙産業特別コースから見た四国中央市の風景です。この風景を見る人の視点によって、それぞ自由に感じ取って欲しいというメッセージが込められています。青いミカンはこれから成熟する学生自身を表現しています。
ウラ面には、当研究室の雰囲気を見る人にお伝えできればと思い、紙産業特別コースの外観と中庭の写真を載せました 。愛媛大学のマスコットキャラクター「えみか」も華を添えてくれています。
このうちわデザインはいくつかの案から投票で選ばれたものですが、偶然にも、紙コースに所属する私たちと「紙」を重ね合わせたコンセプトが完成しました!また、2種類のうちわには共通して「ミカン」がデザインされています。「ミカン」は「未完」の象徴として、無限の可能性を秘めた素材である紙と私たち学生一人一人を表現したものになっています。これは必然だった ・・・?
このうちわは、来年の紙まつりやその他イベントで配布する予定です。このうちわを手にされたそれぞれの方々に涼しい風と共に私たちの想いをお届けできますように ・・ ・。