2/4 環境省の土居地球環境審議官らが当センターを視察されました
令和8年2月4日(水)、環境省から土居地球環境審議官、峯岸地球環境局国際連携課課長補佐、中国四国地方環境事務所から石川資源循環課長ら計5名が、紙産業イノベーションセンターの視察のため来訪されました。
当センターは、平成27年度から29年度の環境省委託事業「CNF等の次世代素材活用推進事業」に採択され、従来困難とされていたセルロースナノファイバー(CNF)の脱水技術を、愛媛県や企業の方と協働して開発しました。本事業の成果として公表された『セルロースナノファイバー連続脱水シート化装置』は、昨年、第59回機械振興賞『機械振興協会会長賞』を受賞するなど高い評価を得ており、このたび土居審議官より、その後の技術開発と社会実装の状況を現地で確認したいとの意向が示され、今回の視察が実現しました。
当日は、内村センター長が、製品サンプルを交えながら紙産業の現状と当センターの活動概要、今後の展望について説明を行いました。特に、環境省事業採択時から現在に至る技術進展について、CNFを用いた自動車部品や医療用デバイス、インキ消去機能紙などの具体的な研究開発事例を紹介しました。また、その後行われたセンター内の研究施設および設備の見学では、実際の装置やサンプルを前に活発な質疑応答が行われました。
土居審議官からは、かつて説明を受けた研究構想が、環境省の実証事業を経て実用的な技術として確立され、実際に地域産業へ実装されている点について、高く評価をいただきました。
今回の視察により、当センターの研究成果が国の環境政策や脱炭素社会の実現に寄与していることが再確認されました。今後も環境省および地域の皆様との連携を継続し、さらなる研究開発と社会実装を推進してまいります。
<視察の様子>
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研究施設を案内する内村センター長 CNF製造装置を説明する秀野講師
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皆で一緒にミツマタポーズで一枚。※紙の原料であるミツマタは枝が三つに分かれるのが特徴です
上段) 小川係員 | 伊藤准教授 | 薮谷副センター長 | 秀野講師
下段) 大谷企画官 | 内村センター長 | 土居審議官 | 峯岸補佐 | 石川課長
