10/11 秀野 晃大講師が『フードテックグランプリ2025 ニップン賞』を受賞しました。
令和7年10月11日(土)、東京都のセンターオブガレージで開催された『フードテックグランプリ2025』にて、愛媛大学 紙産業イノベーションセンターの秀野晃大講師の単独チーム『シトラスキン』がニップン賞を受賞しました。
本グランプリは、「リアルテック領域(持続可能な食産業を実現しうる食品生産・加工技術・流通システム等)の技術シーズと起業家の発掘育成」を目的として開催されています。今年度は、国内外から335チームが応募し、その中から選抜された12チームが、テクノロジーを活用した社会課題解決への想いと基盤技術開発の可能性をプレゼンテーションしました。
シトラスキンは『廃棄物バイオマスの一次壁で微生物とヒトを活かす』とのテーマでプレゼンテーションしました。
本技術は、主に一次壁から成る柑橘果皮(ジュースの搾りかす)を原料に作製したCNFを培地に添加することによって、プロバイオティクスの増殖促進および活性化を可能にすると共に、柑橘果皮CNFゲルによって胃酸耐性(環境耐性)を付与するものです(特願2025-134480, 発明者:秀野晃大)。柑橘果皮CNFを例にしていますが、他の食品廃棄物や食品加工廃棄物に応用できる可能性が大きいと考えられます。本技術によって、これまで気づかれなかった一次壁の利用を通じて、産業廃棄物のアップリサイクルが可能になります。
本技術が、グランプリに参画していた株式会社ニップン様に、持続可能な食産業の実現に資すると認められたため、賞をいただきました。
起業していない研究者として、唯一の受賞になります。

受賞者集合写真

左より
株式会社ニップン様、秀野講師
