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出張講義
紙は生活にとって非常に身近な素材ですが、紙の持つ様々な機能や用途の広がりなど、紙や紙製品の素晴らしさについて知られていないことがまだまだあります。四国中央市は日本一の紙のまちであり、将来を担う子供たちに紙のことをたくさん知ってもらうことは、地域の紙産業の持続的な発展のためには非常に重要です。当センターでは、四国中央市およびその周辺地域の小中高生を対象に、紙に関する基本的な学習から紙の先端技術まで幅広い内容について出張講義を行っています(図1)。講義では座学だけでなく、実際に実験や実習等の体験学習も行っており、「楽しく学ぶ」をコンセプトに、これまでに100件以上の出張講義を実施してきました。これらの出張講義に参加した小中高生の中には、後に愛媛大学に入学し、当センターで紙の専門教育を学んだあと、地域産業に就職した学生もおります。当センターでは、大学生・大学院生(社会人大学院生を含む)への専門教育、共同研究機関の若手技術者育成も実施しており、地域産業を支える未来人材に対する幅広い教育を通じて地域発展に貢献しております。