5/26 内村浩美特別栄誉教授が新宮小・中学校で出張講義を行いました
5月26日(火)、四国中央市立新宮小・中学校で愛媛大学の出前講座が開催されました。新宮小・中学校の小学6年生7名と、市内の小学4~5年生6名の合計13名を対象に、内村浩美特別栄誉教授が『お札の技術と新たな紙製品開発の可能性』と題して授業を行いました。
授業では、身近に使われている紙製品の特徴について知ってもらうために、まず一例として、紙幣(お札)の技術について紹介しました。日本の最高峰の技術が詰まった偽造防止について、外国のお札と日本のお札を見比べながら、「すかし」の鮮明さや違いを観察しました。子どもたちは、お札を透かして浮かび上がる繊細な肖像画に興味深々でお札の技術の高さに驚きの声を上げていました。
続いて、レシートやコーヒーフィルターなど「身近な紙製品」を紹介しました。この中で紙は私たちの身の回りで様々な使い方がされていることへの説明があり、多様な紙製品によって暮らしが支えられていることを実感していました。
さらに、紙の機能や使い方の違いが新しい製品開発につながることを学ぶため、トイレットペーパーとティッシュペーパーをそれぞれ水中でかき混ぜて比較を行いました。同じ紙でも「水でバラバラになる機能」と「水に強い機能」という、製品の用途に合わせて、それぞれの機能が与えられていることをこの実験を通じて体感しました。
後半は、引っ張ると伸びる紙や破れない紙など、ユニークな特徴を持つ「特殊な紙」を実際に手で触って体験しました。終盤には、次世代素材「セルロースナノファイバー」や、ボールペンで書いた文字を筆記直後は消しゴムで消せる「インキ消去機能紙」など、大学の最先端の研究成果物を興味深そうに見入っていました。
授業の締めくくりに、内村特別栄誉教授から子どもたちへ「人は皆、色々なことができる可能性を秘めています。目標を持って情熱を燃やし続け、あきらめずに可能性にチャレンジしてください」とメッセージが送られました。
授業の様子
お札の偽造防止技術を学ぶ様子
実験の様子
