News&Topics

新着情報

愛媛大学紙産業イノベーションセンター > 新着情報 > 2/20 第59回機械振興賞『機械振興協会会長賞』を受賞しました

2/20 第59回機械振興賞『機械振興協会会長賞』を受賞しました

 令和7220日(木)、第59回機械振興賞(機械振興協会主催)の表彰式が東京プリンスホテル(東京都港区)で行われ、川之江造機株式会社と愛媛大学が産学連携で進めてきた『セルロースナノファイバー連続脱水シート化装置の開発』が、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められ、第59回機械振興賞『機械振興協会会長賞』を受賞しました。

※機械振興賞: 機械産業に関わる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業や大学などに贈られます。

 

59回 機械振興賞「機械振興協会会長賞」
業績 セルロースナノファイバー(CNF)連続脱水シート化装置の開発
受賞代表者 川之江造機株式会社          篠原 貴裕 代表取締役社長
愛媛大学               仁科 弘重 学長
研究開発担当者

川之江造機株式会社            合田 真二 取締役設計部長
                   木下 聖也 氏
                   西内 大貴 氏
愛媛大学紙産業イノベーションセンター 内村 浩美 センター長
                   藪谷 智規 副センター長
                   秀野 晃大 講師

 

 セルロースナノファイバー(CNF)は、軽量・高強度・低線熱膨張などの特長を持つ植物由来の環境に優しい素材で、自動車部材や建材などの工業分野から食品や医療分野に至るまで幅広い用途で研究開発が進められています。しかし、CNFは極めて微細な繊維状物質で、脱水が困難な試料であるため、98%以上水を含んだ状態で提供されることが多く、乾燥コストや輸送コストの高さが課題となっていました。

 本業績では、抄紙に関わる高度な機械設計と装置製造を専門とする川之江造機株式会社と、紙産業に関わる国内唯一の大学研究拠点である愛媛大学 紙産業イノベーションセンターとの共同研究を通じて、抄紙技術を応用したCNF連続脱水・シート化装置を世界に先駆けて開発し、連続的にRoll to RollCNF乾燥シートの製作に成功しています。
 我々の開発したCNFシートは既にレースカーの石油系素材部品の一部代替として活用されており、審査委員長の中島尚正・東京大名誉教授からは「自動車部品の軽量化や二酸化炭素(CO2)排出量削減が期待される」とたたえて頂きました。

 愛媛大学からは紙産業イノベーションセンター長の内村浩美特別栄誉教授、副センター長の藪谷智規教授、秀野晃大講師が開発に携わり、授賞式に出席しました。

※本装置開発の概要についてはこちら

 

      機械振興協会 釜 和明会長から                  左より
      受賞の盾を受け取る内村センター長              秀野講師、藪谷副センター長、内村センター長、
                                    篠原社長、合田取締役設計部長、木下氏

copyrights © New PIP Center All rights reserved