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7/13 新宮小・中学校で伊藤 弘和准教授が出張講義を行いました

 令和5年7月13日(木)、四国中央市立新宮小・中学校で愛媛大学紙産業イノベーションセンターの出前講座が開催されました。新宮小・中学校の中学1年生11名を対象に、伊藤 弘和准教授が『プラスチックってどんなもの?』と題して授業を行いました。

 

 日用品や電化製品、家具、自動車など、私たちの身の回りにはたくさんのプラスチックがあふれています。プラスチックは軽量で加工性や耐久性が高いなどの特長がある一方で、化石燃料から作られているために焼却すると二酸化炭素を排出したり、海洋に流出することで環境や生態系に悪影響を与えたりするなどの問題があります。そこで、プラスチックについての理解を深めてもらうために、授業でプラスチックが一体どのようなものなのか紹介しました。

 プラスチックは、モノマー(エチレンやプロピレンなど)と呼ばれる物質がたくさん結合したポリマー(ポリエチレンやポリプロピレンなど)からできており、結合するモノマーの種類や結合している数の違いによって様々な種類があることを説明しました。生徒のみなさんには、実際にプラスチックのサンプルを手に取り、硬さや透明性に違いあることを体験してもらいました。その後、ポリウレタンフォームを合成する実験を行いました。合成したポリウレタンの見た目はほとんど同じですが、硬さに大きな違いがあることに生徒のみなさんは驚いていました。

その後、身近なプラスチック製品は様々な成形方法で作られていることを説明しました。ペットボトルを例にすると、蓋は射出成形、容器はブロー成形、ラベルは押出し成形で作られており、製品の形や用途、使用するプラスチックの種類に合わせて成形されていることを説明しました。そして、真空成型機を使って、実際にプラスチックのカップを成形する実験を行いました。生徒のみなさんは、瞬時にプラスチックがカップの形に成形される様子に見入っていました。

 

授業を通じて、プラスチックは私たちの生活には欠かせない大切な素材であることを学んでもらいました。そして、二酸化炭素の排出や海洋プラスチックなどの問題に対応するためには、プラスチックの適切な処分や資源としての再利用、可能な範囲での紙素材などへの代替といった『リデュース、リユース、リサイクル』が重要であることを説明しました。

 

 


                        授業の様子

 


       ポリウレタンの合成実験                カップを成形する実験

 

 

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