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8/30 仁科学長と若林副学長が大王製紙株式会社を訪問しました

8月30日(火)、仁科弘重学長と若林良和副学長が大王製紙株式会社四国本社を訪問し、セルロースナノファイバー(CNF)が使われているスポーツカーの視察や三島工場の見学等を行いました。

 

スポーツカーの車体外装には、紙産業イノベーションセンターと地元企業等で開発した『CNF連続脱水装置』を用いて作製された『CNFのシート成形体』が使われています。視察では、CNFのシート成形体を活用することで車体重量の約40kgの減量に成功したことや、プラスチックと複合することで減プラスチックに繋がっていること等の説明を受けました。その後、阿達敏洋代表取締役副社長をはじめ、大王製紙の社員の皆様と対談を行いました。

 


            セルロースナノファイバーカー(CNF Car)視察の様子      

 


                      対談の様子

 

次に、三島工場のN10抄紙機を見学しました。N10抄紙機はワイヤー幅が約8mで全長は300mを越え、運転時速は約100km/hである大型の抄紙機です。各抄造工程の説明を受けながら、実際に紙が生産される様子を見学しました。最後に、『紙の資料室』にて実際に製造されている多種多様な紙製品等を見学し、製品開発に向けた取り組みについて意見交換しました。

 


                      施設見学の様子
               (左:三島工場N10抄紙機 右:紙の資料室)

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