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10/1 新宮小中学校出前講座を行いました

 平成30年10月1日(月)、四国中央市立新宮小中学校にて愛媛大学出前講座が開催され、新宮小中学校の中学3年生6名対象に、藪谷副センター長が実験を中心とした授業を行いました。ここでは、四国中央市の主要な工業製品である紙と、昔の主要な産品である銅や金などの金属、愛媛のかんきつを用いた実験を実施しました。
 はじめに、濾紙の上に亜鉛片を置き、亜鉛片に硝酸銀や硫酸銅、塩化錫の溶液を振りかけて金属樹を作る実験を行い、金属イオンの酸化と還元現象の学習と、貴金属と卑金属についても理解を深めて貰いました。
 またもう一つの実験では、純水の入ったガラス瓶の中に金酸水溶液(金を溶かした溶液)とレモンやすだち等のかんきつの絞り汁を入れて「金」のコロイドを作る実験を行いました。
 実験では、説明通りに行っても上手くコロイドが作製出来ないことから、各自がその原因を探りながらさまざまな手法を取り入れて実験を行いましたが、最後にその要因が判明して実験が成功すると、みんな大きな声をあげて喜んでいました。
 最後のまとめでは、藪谷副センター長より、「実験は必ず上手く行くとは限らない中で、創意工夫を凝らしながら辛抱強く続けて行くことで、その答えが出て来る面白さがある。これからも興味を持って、いろんなことに取り組んで下さい」とお話され、大変有意義な授業となりました。

 

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