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6/18 新宮小中学校出前講座を行いました

 平成30年6月18日(月)、四国中央市立新宮小中学校にて愛媛大学出前講座が開催され、新宮小中学校の小学5年生と中学3年生計11名に加え、来年度の入学見学会に出席した親子約50名を対象に、内村センター長が「お札の技術と新たな紙製品開発の可能性」と題して授業を行いました。

 授業では、お札に使われている特殊な製紙技術や印刷技術について、実際に本物のお札を手にとって確認して貰いながら説明を行なうとともに、外国のお札も手に取ってその違いを確認しながら日本の製造技術の高さを認識して貰いました。

 また実験では、ティッシュペーパーとトイレットペーパーをそれぞれ水の入ったビーカーに入れて、水中で分散するか(バラバラになるか)どうかを生徒達に実験してもらい、その違いを確認して貰いました。また、番外編として、お札を水の中に入れても絶対にバラバラにならないことを体験して貰うと、生徒はもちろん先生や保護者の皆さんもとても興味深く見入っていました。

 さらに、熱によって印字が出来る紙や絶対に破れない紙などを紹介し、生徒達にはその紙の性質を体験して貰いながら、紙にはいろいろな性質があることを知って貰うことが出来ました。そして、最後は大学で実施している最先端研究のセルロースナノファイバー(CNF)についても実物を手に取って貰いながらその性質を説明し、参加者に紙の未来とその可能性についてより深く知って貰うことが出来ました。

 

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