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7/13 環境省 白石 徹 政務官がご来訪されました。

7月13日(水)、愛媛大学紙産業イノベーションセンター視察のため、環境省 白石 徹 政務官をはじめとする環境省、経済産業省、四国産業・技術振興センターの御一行様がご来訪されました。

講義室にて、内村センター長より平成27年度から当センターが実施している環境省事業「セルロースナノファイバー(CNF)製品製造工程の低炭素化対策の立案事業委託業務」の研究開発状況及び当センターの研究内容について説明させていただきました。また、本事業で用いているCNF作製装置をご覧いただくとともに、愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センターの施設を視察されました。愛媛大学からは、薮谷教授、秀野講師が同席しました。

 

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環境省事業の研究開発において、当センターでは自動車部材(窓・ヘッドライトカバー)の軽量化を目指したCNF複合透明樹脂製造技術の開発を進めています。この中で、乾燥工程でのCO2排出量の削減や樹脂との混練性、透明性等の向上に向けて取り組んでいる状況について説明させていただきました。

 

 

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また、研究紹介については、当センターの主要研究テーマである、

①CNF

②製紙スラッジ焼却灰(PS灰)の有効活用技術

③医療診断用紙基材の開発

について説明させていただきました。

 

 

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白石政務官をはじめご来訪いただいた皆さまに、CNFのサンプルを実際に触れていただき、CNFの特長を体感していただきました。

また、PS灰を使った簡単な実験も体験していただきました。

大変興味を持っていただいたようで、内村センター長の説明に熱心に耳を傾けておられました。

そして、多数の質問をいただき、有意義な意見交換が行われました。

 

 

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CNF作製装置の見学の際には、実際に歯型に触れながら、表面形状の平滑性を体感されていました。

 

 

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また、製紙に関わる各種の機器をご覧いただく中で、抄紙した機能紙を手に取りながら、変色する紙や、模様が浮き上がってくる紙等に感動されていました。

 

 

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お忙しい中、当センターにお越しいただき誠にありがとうございました。

 

 

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