センター機能の紹介
紙産業イノベーションセンター は、 紙産業に関する学際的な研究及び教育を行うことにより、紙産業の発展につながる研究開発を推進するとともに、地域社会の活性化と発展に貢献することを目的として、2014年4月に四国中央市に開設されました。
現在、紙産業界では、電子媒体の急速な普及や経済の急激なグロ ーバル化に伴い、新規需要の開拓と海外製品との差別化が求められています。 一方、近年の紙製品の拡がりは著しいものがあります。
例えば、電気・電子分野、自動車分野、 医療・介護分野、 食品分野等において、機能性シー ト状素材としての用途が拡がっており、機能性材料等を活用した新たな紙製品の開発が望まれています。 当センターでは、地域からの「ニーズ」や大学の「シーズ」をリンクさせながら、紙産業の技術に関する技術開発や製品開発を行っています。
建物の概要
当センターの活動拠点となる建物は2つあります。 愛媛県紙産業技術センターの交流棟内には実験室が4室、講義室が2室あり、研究開発と人材育成を一体化して行っています。
また、2018年に完成した紙産業イノベーションセンター新棟には、センター長室、事務室、教員室5室、 学生室2室、 共同研究員室4室、 会議室3室、 交流スペースがあり、 行政や企業の方との打合せや共同研究者および学生との研究打ち合わせ、 集中して論文やレポートを作成する際の個室等、研究や学習を行う環境が整えられています。
愛媛県紙産業技術センター交流棟(外観)
講義室
実験室①
実験室②
紙産業イノベーションセンター新棟(外観)
教員室
会議室
共同研究員室
学生室
交流スペース