土居高等学校で深堀 秀史准教授が出張講義を行いました
愛媛県立土居高等学校では、四国中央市の基幹産業である紙産業に関する探究活動に取り組むことにより、郷土を愛する心の醸成と地域社会の発展を図る能力を身に付けることを目的とした教育課程「紙のまちづくりコース」を設けています。土居高等学校「紙のまちづくりコース」は、愛媛県紙産業技術センターや企業などの協力のもと、座学に加え、水引細工や手漉き和紙体験、工場見学、港湾や工業用水道設備の見学などを通じて製紙・紙加工から流通に至るまでの全体の流れを学習します。
紙産業イノベーションセンターからは深堀 秀史准教授が講師として紙に関する授業と大学の研究開発について紹介しました。授業は4月から12月にかけて、1年生が3回、2年生が4回、3年生が4回の合計11回行われました。
1年生には、紙にまつわる基礎的な授業に加え、紙産業イノベーションセンターにて施設見学と紙抄き体験を実施しました。
2年生には、紙の繊維や抄造技術の解説、紙への機能の付与に関する授業などを実施しました。
3年生には、製紙工程などで発生する廃棄物の処理や活用方法、、大学の役割と研究開発などについて紹介しました。
1年生:紙抄き体験の様子
2年生:機能紙に関する授業 3年生:まちづくりに関する授業